【生きづらいと悩んでない?】大人の発達障害の特性を知る
最近になり話題になっている大人の発達障害。
私も含め、自分も大人になってから発達障害ですという人や周りに発達障害の人がいるというのも多くなってきたのではないのでしょうか。
今回は、特性の対処法や発達障害の人との関わり方等の前に「自分の特性」について知らなければ何も行動に移せません。
専門的な話は、人それぞれなので…もし気になることがあれば専門家に相談してくださいね!当事者である自分の経験談を含め、お話していきます!
大人の発達障害とは?
大人の発達障害って何?
発達障害といえば、子供の頃からというイメージがありますが…大人になってから特性が大きく出て気づき、心療内科等の専門機関に相談しに行く人が増えています。
発達障害は生まれつき脳の機能に偏りがある状態によって特性が出て日常生活に支障をきたす事なのですが、子供の頃は性格などと見られ気づかれない場合があります。
また、周りの大人たちのサポートなどもあり、気づかれないケースもあります。
しかし、大人になり仕事や結婚等環境が変わると今までに気づかれなかった特性が大き出て日常生活に支障をきたし、生きづらいとなってしまいます。
気づくきっかけと診断は?
これって発達障害なの?と思うようになるきっかけは、人によって色々です。
私の場合は、9年前の大学を卒業し社会人になってからです。仕事のミスが異常に多く、仕事が覚えられませんでした。そのせいもあってか、上司や先輩にはいつも怒られる。お局にも目をつけられ、グチグチ言われたりと人間関係でストレスになる部分が大きかったです。
また、プライベートでは部屋の片付けができない事や衝動性で好きな物にお金を使ってしまい、苦労することが多かったりしました。あと、感情のコントロールもできなく毒親と大喧嘩をしたときは物に当たったり、ガラスを割ってしまったこともあります(-_-;)
(※私は23歳あたりから発達障害に気がつく前にうつ病になりました。原因は色々ですが、メインは両親が毒親でした。特に母から精神的虐待やネグレクトを受けたのが一番の原因と言われています)
頑張ってるのにうまくいかない。これはおかしい…!
もう仕事や日常生活が辛くて、心療内科の先生に相談し検査を受けることにしました。
検査は、カウンセラーとの面談・先生の診察・WAIS-IVというIQを図る検査を受けました。
高田馬場こころのクリニック ホームページ 参照
結果は、発達障害(ADHDとASD)でIQもかなり低かったです。
カウンセラーに「良く今まで生きてきたね、辛かったでしょ」と言われました(^_^;)そして、ここでも毒親の影響が関わってることを知りました…。
よく、診断が出るとショックを受ける人もいるみたいですが…私は逆に安心しました!「今まで頑張っても頑張っても出来が悪いのは、自分のせいではないんだ!」と。
ここまで話してきた発達障害の事や毒親のおすすめ本をブログの最後に紹介しています。わたしはこの本を読んで、つらい状況を客観視することができ気持ちの整理ができました!
気になる方は最後までぜひ、見てみてくださいね(^o^)
発達障害を持つと生きづらい
なんで生きづらくなるの?
一言でいうと、自分が持っている特性で人間関係がうまくいかなくなったり、仕事や日常生活に支障をきたすからです。
例えば…
- 仕事でミスが多すぎて怒られる。そして、仕事も覚えられなくて怒られる。(ADHD)
- よく物をなくし、だらしがないと思われる。片付けもできない。(ADHD)
- 強いこだわりや限られた興味の特性から、いつもと違う状況に対応出来ず「融通がきかない」と思われてしまう(ASD)
- これらの事などから人間関係がうまくいかない。
これらは、私の生きづらいと思っている理由の一部です。
発達障害を持ってない人たちからみたら、「私だって仕事でよくミスするよ〜」とか「そんな事言ったら私だって発達障害だよ!」なんて思うかもしれません。
現に私は、発達障害をもってない人に言われモヤモヤすることがありました。
いや、違うんです!
ほんと、他の人はそんな毎日のようにミスしないし、なんだかんだ最後はどうにかなってる。けど、発達障害を持っているとそこに機能できないから日常生活や仕事でうまくいかなく、生きているのが嫌になります。他にもいると思うけど、私はうつ病の原因の1つに発達障害の二次障害でうつ病になりました。
要は、怪我などと違い、発達障害は目に見えないので周りから理解されにくいのが現状です。
生きづらい人生を変えたいなら、先ずは自分の特性を知ろう!
生きづらい理由は人それぞれですが、特性(症状)や困りごとでうまくいかない事があり、周りに機能できないからではないでしょうか。
だったら、周りの環境を整えたり自分の特性に合った対処法などがあれば少しは落ち着きます。それは、私も発達障害やうつ病を抱え生きにくかったけど周りの環境を整え、自分の特性にあった対処法を見つけたから今は生きにくいと思うことがだいぶ減りました!
その為にも、先ずは自分の特性を知る所から始めましょう!
これは、私のやり方ですが…特性を知るには、仕事や日常生活の中でうまくいかないことや困りごと(特性)に気がついた時点ですぐメモをとります。
頭でこんな事で困るんだよな…とか思って覚えていようとしても時間が経てば忘れてしまいます。(経験上)そして、時間のある時にそのメモしたことについて調べます。
調べていくと、対処法も出てくるのでそれを実際にやってみてください!自分に合っていればされでいいし、もし合わないなら他のやり方に変えるなど工夫してみてください(^o^)
今後のブログでは私の特性や困りごと、その対処法を紹介していきます!何か1つでもあなたの悩みの参考になれば、幸いです!
まとめ&私が気持ちの整理のできた本の紹介
【本の紹介】家族から放置されて発達障害に気づかないまま大人になりました
この本は、漫画になっているので読みやすいです!
発達障害の問題・毒親問題・二次障害について書かれています。私は、内容もそうですが本のタイトルを見て共感度がとても強く気になりました!(自分の経験と重なる部分が多かったです)
読んでみても、問題を客観的に見ることができたので気持ちの整理がしやすかったです。そして、読んだあとはなぜか気持ちがスッキリしていました(^^)
気になる方はぜひ、詳細をチェックしてみてくださいね!【最後にあります】
まとめ
まさか、大人になってから発達障害があるなんて…と受け入れられない人も中にはいるでしょう。逆に私みたいに「あぁ、やっぱり発達障害だったんだ!自分の努力不足ではないんだ!」と安心する人も多いと思います。
どちらにせよ、生きにくいなら・困っているなら自己理解と対処法を知ることが重要になってきます。
発達障害があったって人生楽しく過ごせます!でも、それは自分がどう動くかです。
ゆっくり自分のペースで大丈夫なので専門家に相談もし、向き合っていきましょう(^^)